第1回:京都市営地下鉄東西線の試運転プチレポート

2004年9月18日(土)初出

 京都市交通局の地下鉄東西線で、試運転を行なっていたところに出くわしました。写真は、全て2004年9月10日に烏丸御池(東西線ホーム)で撮影したものです。


試運転車両

50系17編成

 「試運転 TEST RUN」の表示を出し、烏丸御池から二条方面へと向かう試運転車両。暗いうえに荒い写真ですが、東西線用の50系であることはおわかりいただけるかと思います。車体の肩の絞込みが、シールドトンネルのサイズに制約されたものであることが、こうして見るとよくわかります。車両正面のLED装置は、行先表示のときはオレンジ色ですが、試運転のときは赤色でした。

 車番を見ると、末尾が「17」と読めます。京都市交通局(公式サイト)のページによると、六地蔵延長後に使用される車両数は「6両17編成(3編成を増備)」だそうですから、六地蔵延長用に増備された最新車両のようです。


旅客案内表示装置

試運転 Test

 試運転列車に対する旅客案内表示装置の表記は、日本語が「試運転」、英語が「Test」となっていました。英語のほうは、次に来る列車が「Test」なのか、この表示装置自体が「Test」なのか、一見しただけではハッキリしませんね(^^)。


ホームドア非連動

ホームドア非連動

 烏丸御池では一旦停止して、車両の扉を開閉していましたが、ホームドアは連動していませんでした。この列車が来て、車両の扉が開いたところで、思わず乗ろうとした人が数人いましたが、開かないホームドアに見事に阻止されていました。


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