PiTaPa試算表(和歌山バス・和歌山バス那賀編:その1)

U.R.L. 2020年9月6日曜日公開

 PiTaPa(ピタパ)の使用にまつわる数字について、試算しました。内容は、PiTaPaサービス開始時のもので、2020年4月1日時点の情報です

 なお、当ページはFair_Fareが個人で収集した各種公開情報をもとに作成したものです。内容についてのお問い合わせやご指摘は、全てFair_Fareがメールにて承りますので、他へのお問い合わせはお控えください。


PiTaPaとは?

 タッチするだけで運賃収納機を通過できる、ICカードです。PiTaPa対応ICカードには、「minapita」などがあります。

 現在のところ、PiTaPaにあるのは後払い(ポストペイ)のカードのみで、PiTaPaエリアでは自動的にポストペイでの利用となります。その他はプリペイドでの利用となりますが、SuicaやICOCAのような前払い(プリペイド)専用のカードはありません。

 交通乗車機能としてはその他に、交通系ICカード10種(PiTaPaのほかSuica・PASMO・Kitaca・TOICA・manaca・ICOCA・SUGOCA・nimoca・はやかけん)とのSF機能に限った相互利用などのサービスが実施されています。

 PiTaPaカード使用時には、和歌山バス・和歌山バス那賀の利用に対して「登録型割引」が提供されています。


登録型割引・大人通勤定期券との比較

 和歌山バス・和歌山バス那賀の決まった区間を繰り返し利用する場合を想定した比較です。各欄の回数は1か月(各月1日〜末日)の利用回数です。

 登録型割引は、事前に登録した普通運賃以下の区間を利用した場合に、その1か月間(各月1日〜末日)の合計額に対して支払上限額が設定されるものです。登録した普通運賃を超える区間の利用は、全額割引対象外となります。表中にない普通運賃の区間も10円間隔で登録可能です。

普通運賃 PiTaPa登録型割引 通勤1か月定期券 通勤3か月定期券 通勤6か月定期券
上限額 適用 大人 PiTaPaより安い 大人 PiTaPaより安い 大人 PiTaPaより安い
100 円区間 3,780 円 38 回以上 4,200 円 43 回以上 11,970 円 40 回以上 22,680 円 38 回以上
150 円区間 5,670 円 38 回以上 6,300 円 43 回以上 17,960 円 40 回以上 34,020 円 38 回以上
200 円区間 7,560 円 38 回以上 8,400 円 43 回以上 23,940 円 40 回以上 45,360 円 38 回以上
250 円区間 9,450 円 38 回以上 10,500 円 43 回以上 29,930 円 40 回以上 56,700 円 38 回以上
300 円区間 11,340 円 38 回以上 12,600 円 43 回以上 35,910 円 40 回以上 68,040 円 38 回以上
350 円区間 13,230 円 38 回以上 14,700 円 43 回以上 41,900 円 40 回以上 79,380 円 38 回以上
400 円区間 15,120 円 38 回以上 16,800 円 43 回以上 47,880 円 40 回以上 90,720 円 38 回以上
450 円区間 17,010 円 38 回以上 18,900 円 43 回以上 53,870 円 40 回以上 102,060 円 38 回以上

参考

 他社局のPiTaPa試算表は、ポストペイ割引運賃調査班をご覧ください。