PiTaPa試算表(高槻市交通部編:その6)

U.R.L. 2022年5月22日日曜日公開

 PiTaPa(ピタパ)の使用にまつわる数字について、試算しました。内容は、利用額割引廃止を反映したもので、2022年6月1日時点の情報です2019年9月30日以前はこちらご覧ください)

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PiTaPaとは?

 タッチするだけでバス料金収納機を通過できる、ICカードです。

 現在のところ、PiTaPaにあるのは後払い(ポストペイ)のカードのみで、PiTaPaエリアでは自動的にポストペイでの利用となります。その他はプリペイドでの利用となりますが、SuicaやICOCAのような前払い(プリペイド)専用のカードはありません。

 交通乗車機能としてはその他に、交通系ICカード10種(PiTaPaのほかSuica・PASMO・Kitaca・TOICA・manaca・ICOCA・SUGOCA・nimoca・はやかけん)とのSF機能に限った相互利用・それに対応するPiTaPaカードへのオートチャージ機能などのサービスが実施されています。

 PiTaPaカード使用時には、高槻市営バスの利用に対して、割引サービスとして「登録型割引」が設定されています。


登録型割引の試算

 「登録型割引」は、PiTaPa倶楽部にて登録することで、市内均一区域内の高槻市営バス利用分(利用額)に対して「上限額」が設定されるものです。「上限額」は1か月 9,240円で、通勤1か月定期券と同額です。利用額が「上限額」を超えた場合は「上限額」が、「上限額」に達しない場合は利用額が請求されます。「上限額」を越えるのは、市内均一区間内(220円区間)を1か月に43回以上利用する場合です。

 なお、PiTaPaで登録を必要とする他社局・他種の割引と同じく、毎月15日までの登録でその月の1日にさかのぼっての登録に、同16日以降の登録で翌月の1日からの登録になります。

普通運賃 PiTaPa登録型割引
上限額 適用
220 円
市内均一区間
9,240 円 43 回以上

参考

 他社局のPiTaPa試算表は、ポストペイ割引運賃調査班をご覧ください。