登場当初から、西明石〜京都間など複々線区間を主な活躍の場としてきた、関西の201系。徐々にその活躍の場を、西へ、東へ、北へと広げていましたが、その核となる西明石〜京都間から離れることはありませんでした。
近年この区間では高速化が著しく、その足枷となるスカイブルーの201系などが、今後数年間でこの区間から撤退する見通しとなりました。ここの桜を背景に、ダイヤに追い立てられるように全力疾走するスカイブルーの201系は、しばらくすると見納めです。もしかすると、この車両は来年、違う色に塗り替えられて、違う桜を背景に走っているかもしれません。
[JR西日本201系(クハ200-63)西明石ゆき]