夕日に向かって走る1900系。以前は特急車だったこの形式は、3ドア・ロングシート化され一般車となり、その後リニューアルされて、現在は支線でその姿をよく見かけます。
淀屋橋への延長開業から40周年を記念して、それに合わせて新造された1900系のうち、写真に写っているこの編成のみ、2003年4月6日(日)から約1年間の期間限定で、特急色といわれる黄色と赤の二色塗りに変更されました。往時の特急色を復活させたものとはいえ、リニューアルで見た目が大きく変わったため、特急車として活躍していた頃の印象とは随分異なりますが、この形式を特徴づけるバンパーの存在が、特急色を引き立てます。
[京阪1900系(1920)普通 中書島ゆき]