鈴蘭台で有馬線に粟生線が合流し、緑深い山中の勾配を一気に下る。下りきったら、そこは港町・神戸の新開地。
エリアは広いが平地は少ない神戸市にあって、他の鉄道が海岸線に沿う平地を走る路線なのに対し、神鉄は山に挑む路線。随所に最大50パーミルの勾配がみられる。それに対応するため、一見すると普通の通勤電車に見える車両は、急勾配を安全に上り下りするための重装備で身を固める。
[神戸電鉄3000系(3004)普通 新開地ゆき]
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