陽光を正面から浴びながら走る時間帯には通常は特急や急行しか見られないこのあたりで、各駅停車が走るのは春と秋の大運転(臨時ダイヤ)の時。午前と午後の決まった時間帯、高槻市以東で各駅に停車する急行(10分間隔)のうち半数が臨時特急「いい古都エクスプレス」に差し替えられる代わりに、通常は梅田〜高槻市間の運転となっている各駅停車(20分間隔)が河原町まで延長運転されます。
いまや阪急で最も古い形式となった2300系は、通常は各駅停車や急行として使用され、大運転(臨時ダイヤ)の日には臨時特急「いい古都エクスプレス」にも使用されることがあります。登場から40年以上経った現在でもその健脚に衰えはなく、大型の菱形パンタグラフを開いた前パン姿も勇ましく、第一線で活躍し続けています。
[阪急2300系(2313)普通 梅田ゆき]