2003年8月22日(金)初出
2003年8月20日(水)に、長岡天神に設置されている7機の自動改札機のうち2機が、ICカードに対応した新型改札機へと置き換えられました。ここでは、新型改札機の外観と印字について、レポートします。
阪急京都本線の長岡天神駅には1ヶ所の改札口があり、7機の自動改札機が設置されています。有人窓口側(写真に向かって左側)から1号機〜7号機となっており、そのうち1号機は通路幅が広げられたタイプです。今回、ICカード対応の新型改札機へと置き換えられたのは、1号機と6号機です。
(その後、7号機は撤去されています。)
これは、1号機です。形状から、東芝製と思われますが、銘板らしきものは見あたりません。これまでのオリジナルな形状のものから一転、他社局でも見かけるバーレスの一般的な形状のものが採用されました。
右の写真は、2枚投入可能になってからの新型改札機です。投入口のすぐ下に貼られているステッカーのデザインが変更されています。
同じく1号機の、投入口のアップです。黄色い部分が磁気乗車券の投入口で、それに続く上面の傾斜した部分がICカードをタッチさせる部分になります。投入口の上に見える禁止マークは、二枚投入ができないことを図示したものです。写真は、投入口を塞ぐ「中止」の赤いバーが二本出ているところです。
右の写真は、2枚投入可能になってからの投入口付近です。投入口の上に貼られていた禁止マークは剥がされ、かわりに「↑投入口」と書かれたステッカーが、「2枚投入できます」と書かれたステッカーに変更されています。
同じく、取出口のアップです。黄色く縁取られた部分が磁気乗車券の取出し口で、それに続く傾斜した部分が液晶のディスプレイ、突起の内部には監視カメラが内蔵されています。小人券を投入した時は「こども」のランプが点灯すると共に「ピヨピヨ」という小鳥の鳴き声のような音が鳴ります。また、磁気面を上にして投入すると、内部で反転して、取出口では表面が上になって出てきます。
改札機を通れるときは、改札機前面のLEDに左向きの矢印がオレンジ色で表示されます。
逆向きに人が通過しているなどの理由で改札機を通れないときは、改札機前面のLEDに進入禁止のマークが赤色で表示されます。
上段は、回数券カードを切符様式の回数券に引き換えたものを、改札機に投入したときの印字です。左側は従来型改札機に投入したときの印字。フォントはゴツく、「長岡」がフルサイズで、「天神」がハーフサイズの縦並びで印字されています。右側は新型改札機に投入したときの印字。フォントはアッサリとしたものに変わり、四文字の駅名も横一列に表示されるようになりました。
下段は、回数券カードを直接新型改札機投入した際の印字です。残回数10回の丸い印字が新型改札機の印字です(「B」は、従来型の改札機の印字です)。少し文字の高さが低くなり、角のとれたドットの細かい印字になりました。ちなみに、残回数11回の角張った印字は新型券売機の印字、残回数9回の太い印字は従来型改札機の印字です。
第7回(鉄道):洛西口駅開業日レポート
第6回(バス):阪急バス京都地区(長岡京線)新旧系統比較
第5回(鉄道):阪急京都線洛西口駅開業告知
第4回(バス):ヤサカバスのルート判明
第3回(鉄道):臨時特急のある行楽シーズン、乗車率レポート
第2回(鉄道):臨時特急のない行楽シーズン、乗車率レポート
第1回(鉄道):物集女踏切&新駅レポート
Copyright ©2003 Fair_Fare. All rights reserved.