2004年2月5日(木)初出
2004年2月3日(火)に、JR長岡京駅西口にロータリーが仮設置されました。それにともない、阪急バスのJR長岡京バス停にも変化がありました。その様子を写真とともにレポートします。
JR長岡京駅のコンコースへ至る階段の踊り場から見た、ロータリーの様子です。右側のノンステップバスが降車バス停に停車中。左側に二台停車しているバスは、待機スペースで発車時間まで待機しているバスです。
手前の「ハス」と読めるあたりが乗車バス停です。黄色い線で囲まれた斜線の部分が元々の降車スペースですが、すぐ脇(道路にペイントされた矢印の先端が見えている部分)は写真右下へつながる道路であるため、車の往来があり、かなり危険な状態でした。
乗り場は、JR長岡京駅の西口を出てすぐのところにあります。ポールの位置は以前と変化ありませんが……
バスの停車位置は、駅舎から離れてしまいました。駅舎に沿って残っているペイント部分が、元々の停車位置です。
降車バス停は2台分あり、写真に見える2台のバスの位置が、それにあたります。現在は仮歩道に接している状態ですが、以前の降車スペース(写真手前の黄色い斜線のペイント部分)と比較すると、随分安全になりました。
2台分の降車バス停には、それぞれポールが立てられています。そのうちの1本がこれ。阪急バスでは標準的な降車バス停のポールです。もう1本も同じものです。
ロータリーの中央部にある、阪急バス用の待機スペース。3台分用意されています。ラッシュ時には、この全てが阪急バスで埋まりますが、あふれることはないようです。
待機スペースに進入する阪急バス。降車バス停で乗客を降ろしたバスは、一旦乗車バス停の前を通過して、待機スペースに入ります。写っているのは、阪急バス京都地区ではじめて全面広告ラッピングバスとなった車両です。現在、阪急バス京都地区ではこの1台のみです。
写真左側の短い坂を登った先が、ロータリー設置前まで、阪急バスが転回と待機に使用していたスペースです。短い坂は、大型バスがすれ違えるだけの幅がなく、転回所に入るバスと、そこから出てくるバスとが、譲り合って通過していました。坂の手前に、黄色い斜線のペイントで囲まれた、元の降車スペースが見えます。
転回所の一番奥にあったターンテーブル。バスがターンテーブルに乗ると、奥に見えるポールから下がった紐を運転手が引き、ターンテーブルが反時計回りに半回転する、という手順で転回していました。
経路の途中でJR長岡京に立ち寄る系統では、JR長岡京で降りない人を乗せたまま転回所に進入し、そのままターンテーブルで転回するという、珍しい光景が見られました。
元転回所へのアプローチ部分は、ゼブラの衝立で仕切られました。
ターンテーブルは完全に撤去され、大きな穴が残るだけになりました…。
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