第17回:ICカード対応自動改札機小変化レポート

U.R.L. 2005年8月17日(水)初出

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 阪急のPiTaPa専用自動改札機新型改札機など、ICカード対応自動改札機に設置されているリーダライタ表面のデザインが変更されていました。


PiTaPa専用自動改札機

 先日設置されたばかりのPiTaPa専用自動改札機ですが、はやくもリーダライタ表面のデザインが変更されています。当初は他のICカード対応改札機と同じ「ピタッとふれてくださいIC」という白基調のデザインでしたが、「しっかりタッチしてくださいIC」という青基調のデザインに変更されました。上からシールを貼って対応していたように見えましたが、表面の保護などの目的もあるのかもしれません。

 これより数日前から、リーダライタの奥にある青ランプが、点灯した状態を基本とされるようになりました。リーダライタ表面のデザイン変更に合わせて「青ランプ点灯時 ご利用になれます」という表記も付加されています。


新型自動改札機(出場側)

 ICカードに対応している新型改札機でも、PiTaPa専用自動改札機と同様のデザイン変更がなされました。ちなみに、こちらは出場側ですので、磁気化券については2枚投入が可能です。


新型自動改札機(入場側)

 こちらは新型自動改札機の入場側です。入場時の2枚投入には対応していないことになっています。

 この改札機は降車用に設定されているため、磁気化券の投入口が塞がれ、青ランプも消灯しています。


使用できないとき

 一つ上の写真で、リーダライタの奥ある表示部分の一つが、ぼんやり赤く光っているのがわかるでしょうか。そこに表示されているのが、これです。見にくいですが「ICカードは使えません IC cards are not available now」と表示されています。

 その手前は、「もう一度ふれてください」と表示される部分です。


簡易改札機

 これは天神橋筋六丁目に設置されている、PiTaPa用の簡易改札機です。天神橋筋六丁目の自動改札機は、すべて大阪市交通局仕様のものが設置されていますが、大阪市交通局にはPiTaPaが導入されていないため、まだ自動改札機がそれに対応していません。そのため、阪急線内でのPiTaPa利用者に対応すべく、簡易改札機が設置されています。ちなみに、大阪市交通局には2006年春にPiTaPaが導入される予定となっています。

 この簡易改札機については、青ランプ常時点灯化への仕様変更は実施されているものの、リーダライタ表面のデザインは変更されないままとなっています。また、「阪急電車用」という表記が追加されていました。


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