第20回:乗車率レポート(2006年秋の臨時ダイヤ)

U.R.L. 2006年12月9日(土)初出

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 多くの利用者が訪れる秋の行楽シーズンに設定される阪急京都線の臨時ダイヤが、2006年の秋には計3日(11月23日・25日・26日)設定されました。その各列車・各車両の乗車率を、連写画像を合成することで視覚化したものを使用して、レポートします。

 調査日は11月25日(土)。気象庁の気象統計情報によると、京都(京都府南部)の天気は晴れのち曇り、最高気温15.1℃、最低気温5.1℃。

 撮影対象列車は、梅田を午前中に発車する河原町ゆき特急と臨時特急いい古都エクスプレスの全列車と、それらと高槻市で接続する河原町ゆき急行と普通、計43列車。撮影場所は、阪急京都本線・長岡天神〜大山崎間の、ほぼ中間地点。ブラインドによって車内の様子が窺えなくなることを極力避けるため、逆光側からの撮影です。写真の向かって左側が河原町方面で、左側の車両を先頭に、列車は右から左へと走っています。


 各項では、2〜3列車が一組となっています。これは、高槻市で急行と接続を取る特急、または高槻市で普通と接続を取る臨時特急いい古都エクスプレス・特急を組み合わせたもので、走ってきた順番どおりに掲載しています。

 各列車の通過時刻は、河原町寄りの先頭車を写した際に、カメラ内の時計が記録した時刻です。全て撮影し終えた約1時間後に日本標準時と照合したところ、カメラ内の時計は3秒進んでいました。なお、このレポート内に掲載している列車の長岡天神発車時刻は、駅の時刻表によると、河原町ゆき特急は末尾9分、同じく急行・普通は末尾3分です。


梅田9時00分発の特急ほか

特急(2ドア車8連) 9:29:50通過

 土休日臨時ダイヤでは一本目の河原町ゆき特急です。既に行楽期特有の混雑が始まっており、特急の扉付近はすし詰め状態です。ただ、それも吊革のあるあたり(=扉のすぐ横の連窓のあたり)までで、車両中央部には余裕があります。扉の設置間隔が大きい(≒扉の少ない)クロス車でよく見られる傾向です。扉の数が少ないことに加えて、扉付近に利用者が集中して乗っている状態がスムーズな乗降を妨げることから、駅の停車時間が延び、結果的に列車が遅れる原因となります。この列車の場合、長岡天神を9時29分に発車する予定であるにもかかわらず、この時点の通過時刻が9時29分50秒となっており、かなり遅れています。

普通(7連) 9:34:49通過

 普通は普段どおりの乗車率です。この列車は、先の特急を富田で待避しています。長岡天神を9時34分に発車する予定の列車ですが、先行する特急の遅れの影響を受けています。


梅田9時10分発の特急ほか

特急(3ドアロング車8連) 9:36:48通過

 本来は2ドア車の特急ですが、3ドア車に差し替えられています。行楽期などの多客期には、決まった運用が2ドア車から3ドア車に差し替えられることがあります。この列車は、そのうちの一本に当たります。

 一本前の2ドア車の特急と比較すると、車両全体に利用者が乗っていることがわかりますし、扉付近の混雑は緩やかになっているようです。注目すべきは通過時刻で、9時39分に長岡天神を発車予定のこの列車は、9時36分48秒に通過しています。ここから長岡天神までの距離などを考えると、おそらくこれがほぼ定時で走った場合の通過時刻だろうと思われます。

急行(8連) 9:41:29通過

 急行の乗車率は、先ほどの普通よりは若干上がったかなという印象ですが、大きな違いはありません。9時44分に長岡天神を発車予定で、9時41分29秒にこの場所を通過していますので、これもおそらく定時で走っていると思われます。


梅田9時20分発の特急ほか

臨時特急(8連) 9:44:35通過

 ここから、臨時特急いい古都エクスプレスの運転が始まります。この列車では、梅田寄りの車両に立客が目立つものの、それ以外はそれほどでもなく、全体的に余裕のある状態です。

特急(3ドアロング車8連) 9:46:46通過

 この特急も、本来は2ドア車で運転される列車ですが、3ドア車に差し替えられています。

 臨時特急いい古都エクスプレスが直前を先行するためか、1本前の特急より車内には若干余裕があるようです。通過時刻からは、遅れは感じられません。

普通(8連) 9:51:33通過

 普通の乗車率は、先ほどの急行より下がって、ガラガラです。


梅田9時30分発の特急ほか

特急(3ドアクロス車8連) 9:56:58通過

 この特急は、もとより3ドア車で運転される列車です。主に、3ドアクロス車の9300系が使用されます。

 これまでの3ドアロング車の特急と比較して、車両全体に利用者が乗っている点は共通していますが、扉付近への利用者の集中度は若干上がったかなという印象です。3ドア車とクロス車の特徴が混在しているようです。通過時刻からは、遅れは感じられません。

急行(8連) 10:02:09通過

 混雑にまでは至りませんが、これまでの急行や普通と比較して、明らかに乗車率が上がりました。


梅田9時40分発の特急ほか

臨時特急(8連) 10:04:14通過

 臨時特急いい古都エクスプレスの乗車率には、さほど大きな変化はありません。

特急(2ドア車8連) 10:08:29通過

 間に3ドア車の特急を3本挟んで、久々の2ドア車の特急です。混雑はしていますが、扉付近では扉に押し付けられている人もいる一方で、車両中央部に余裕がある状態です。

 通過時刻は、これまでの3ドア車の特急と比較して1分30秒以上遅くなっており、本来ならば長岡天神にそろそろ到着しようかという時刻です。

普通(7連) 10:13:10通過

 普通の乗車率は、また落ち着きました。


梅田9時50分発の特急ほか

特急(3ドアクロス車8連) 10:17:11通過

 この特急は、もとより3ドア車で運転される列車です。主に、3ドアクロス車の9300系が使用されます。

 時間が経つにしたがって、扉間の混雑もすし詰めに近くなってきました。通過時刻も若干遅れ気味で、いよいよ混雑が本格化してきたようです。

急行(8連) 10:22:13通過

 20分前の急行と比較して、扉付近に立つ人の姿が目立つようになりました。あるいは、特急に乗り切れなかったか、乗るのを諦めた人が急行に流れ始めたのかもしれません。


梅田10時00分発の特急ほか

臨時特急(7連) 10:25:00通過

 臨時特急いい古都エクスプレスにも、立客の姿が目立つようになってきました。特急の混雑には及びませんが、これだけの人数を追加で輸送できるだけの余力が特急にはないので、京都市内中心部への輸送力確保には必要な列車だと考えられます。

 ただ、臨時特急は特急と同じ停車駅だと考える人が、桂から嵐山方面へ行きたいのに臨時特急いい古都エクスプレスに乗ってしまうケースが毎年あり、その影響が出ている可能性も否定はできません。

特急(3ドアクロス車8連) 10:26:49通過

 この特急は、もとより3ドア車で運転される列車です。主に、3ドアクロス車の9300系が使用されます。

 同じ車種が使われていた1本前の特急と比較して、乗車率が若干下がった印象です。先行する臨時特急いい古都エクスプレスへの利用者分散の影響がありそうです。通過時刻からは、遅れは感じられません。

普通(7連) 10:31:52通過

 普通の乗車率はまた落ち着き、特に扉付近に立つ人の姿が明らかに減りました。


梅田10時10分発の特急ほか

特急(2ドア車8連) 10:38:15通過

 これまでにも見られた2ドア車の特急と同じ傾向が出ていますが、扉付近の混雑度はさらに上がっています。扉に押し付けられている人の中には、両手を上げた状態の人もおり、鴨居に手を掛けて強引に体を押し込まなければ乗れなかったであろう状況が伝わってきます。通過時刻も、明らかに遅くなっています。

急行(7連) 10:43:08通過

 急行の乗車率が、一気に上昇しました。臨時特急いい古都エクスプレスが先行しない2ドア車の特急の直後を走る急行には、特にこのような状態が見られます。


梅田10時20分発の特急ほか

臨時特急(8連) 10:45:33通過

 臨時特急いい古都エクスプレスの乗車率は、さらに上がりました。車両によってバラつきはありますが、立客の方が多いと思われる車両もあります。これぐらいの利用があると、臨時特急いい古都エクスプレスには輸送力上の必要性が感じられます。定期列車だけでは対応しきれそうにありません。

特急(2ドア車8連) 10:48:59通過

 臨時特急いい古都エクスプレスが先行しているためか、同じ車種が使われていた1本前の特急と比較して、乗車率が若干下がった印象です。ただ、通過時刻はさらに遅くなっており、各駅での乗降に手間取っていたことを示しているようです。

普通(7連) 10:53:47通過

 普通の乗車率は、20分前の普通と大差ありません。それでも、普段の急行より利用者が多い状態ではあります。


梅田10時30分発の特急ほか

特急(2ドア車8連) 10:59:30通過

 いよいよ、車両中央部でも必ずしも余裕があるとはいえないほど混雑している車両が現れました。もはや車内は、乗るに乗れない、降りるに降りられない状態です。通過時刻も一段と遅くなっており、車両の構造的に混雑に対応しきれていない様子が、様々な点に現れています。

急行(8連) 11:04:17通過

 20分前の急行と同等の乗車率です。


梅田10時40分発の特急ほか

臨時特急(7連) 11:07:04通過

 臨時特急いい古都エクスプレスの混雑度は、さらに上昇したでしょうか。この前の特急に乗り切れなかった人のうち、西院までの各駅へ行きたい人は急行が先着ですが、大宮・烏丸・河原町へ行きたい人は急行を桂で追い抜くこの臨時特急いい古都エクスプレスが先着ですから、こちらに流れてきている可能性はありそうです。

 通過時刻が、これまでの臨時特急いい古都エクスプレスと比較してかなり遅いですが、先行する急行が遅れている影響を受けているためで、速度を落として通過していました。

特急(2ドア車8連) 11:09:09通過

 先行する臨時特急いい古都エクスプレスへの利用者の分散が、目に見えてわかります。午前中の早いうちは、あまり分散している様子がなく、特急への利用者集中傾向が残ったままでしたが、このあたりの時間帯になると利用が分散してくるあたり、前者は嵐山方面への利用者が多く、後者は京都市内中心部への利用者が多い時間帯なのかもしれません。

 相変わらず通過時刻は遅いですが、後続の普通の通過時刻も同等に遅れていることから、高槻市発車時点で既に遅れていたと考えられ、先行列車の影響を受けたものではなさそうです。

普通(7連) 11:13:41通過

 数えるほどしか立客がいない状態に戻りました。空席も多数あるようです。


梅田10時50分発の特急ほか

特急(3ドアロング車8連) 11:17:19通過

 この特急は、本来2ドア車で運転される列車です。梅田9時10分発の特急が、一往復して戻ってきました。

 梅田寄り4両は対向列車と重なったため、車内の様子がほとんどわかりませんが、まだまだ混雑している状態は続きます。それでも、通過時刻の遅れがかなり縮小しているあたり、3ドア車の混雑への強さがわかります。

急行(7連) 11:22:18通過

 3ドア車の収容力を持ってなお、特急に乗り切れなかった利用者はいたようで、また少し乗車率が上がりました。20分前の急行よりは、少し落ち着いたようです。


梅田11時00分発の特急ほか

臨時特急(8連) 11:24:13通過

 臨時特急いい古都エクスプレスの乗車率は、それとしては依然として高い状態を維持していますが、若干余裕が出てきたようにも見えます。そろそろピークは過ぎたでしょうか。

特急(3ドアロング車8連) 11:27:12通過

 この特急は、本来2ドア車で運転される列車です。梅田9時20分発の特急が、一往復して戻ってきました。

 特急の乗車率はまだ下がりません。通過時刻は、若干遅れ気味程度で、大きな遅れではありません。

普通(7連) 11:32:29通過

 普段の急行と同等の乗車率に戻りました。20分前の普通と比較して、乗車率がかなり下がりましたが、先行する特急の車種に影響を受けた可能性はありそうです。


梅田11時10分発の特急ほか

特急(3ドアクロス車8連) 11:37:19通過

 この特急は、もとより3ドア車で運転される列車です。梅田9時30分発の特急が、一往復して戻ってきました。

 一部に余裕が見え始めていますが、一方で扉付近の混雑はむしろ激しくなっており、クロス車特有の状況になっています。一方で、通過時刻は若干遅れ気味程度を維持しており、3ドア車としての乗降性の良さも発揮されているようです。

急行(8連) 11:42:27通過

 20分前の急行と比較して、少し乗車率は落ち着いたようです。一方、一本前の普通より乗車率は高い状態にあります。普通より急行の乗車率が高いのは、臨時特急いい古都エクスプレスが先行しないことに加えて、淡路・南茨木から桂方面への利用者の中に、特急の混雑を避けて急行に乗り通す人がいるからなのかもしれません。


梅田11時20分発の特急ほか

臨時特急(7連) 11:44:40通過

 河原町ゆきとしては午前中最後の臨時特急いい古都エクスプレスです。乗車率にはさらに余裕が出てきました。ピークは越えたと見てよさそうです。

特急(2ドア車8連) 11:47:07通過

 扉付近の混雑にも少し余裕が見える車両が現れだすとともに、全体的に車両中央部に乗車している人数が減りました。通過時刻も、2ドア車の特急としてはこの日はじめて若干の遅れ程度となっています。

普通(7連) 11:52:03通過

 普段の急行と同等の乗車率です。不本意ながら普通に乗らざるを得なかった人は、いなさそうです。


梅田11時30分発の特急ほか

特急(3ドアクロス車8連) 11:56:55通過

 この特急は、もとより3ドア車で運転される列車です。梅田9時50分発の特急が、一往復して戻ってきました。

 ピークを過ぎたとはいえ、臨時特急いい古都エクスプレスなしでは特急の混雑が避けられない状態は続いています。ただ、通過時刻はほぼ定時に戻っており、乗降に手間取るほどではない状態にはなっているようです。

急行(8連) 12:01:48通過

 一本前の普通と比較して、また少し乗車率が上がりました。先行する特急の状況等から考えて、特急に乗り切れなかったのではなく、特急の混雑を嫌って急行に乗っている利用者だと思われます。


梅田11時40分発の特急ほか

特急(3ドアクロス車8連) 12:06:29通過

 この特急は、もとより3ドア車で運転される列車です。梅田10時00分発の特急が、一往復して戻ってきました。

 一本前の特急と比較して、ほとんど変化はありませんが、車内に若干の余裕があるように見えます。通過時刻は少々早めで、スムーズにここまで来たようです。

急行(8連) 12:11:24通過

 一本前の急行と比較して、少し乗車率が下がったでしょうか。ほとんど立客がいなくなりました。


梅田11時50分発の特急ほか

特急(2ドア車8連) 12:19:29通過

 3ドア車では無難に対応できる程度の混雑も、2ドア車では手に負えなくなる見本のような列車です。臨時特急いい古都エクスプレスが先行しない特急に2ドア車が使用されるのは、梅田10時30分発の特急以来ですが、それより車内の混雑は激しくないものの、通過時刻は同程度に遅れています。車内の利用者の偏りから考えて、車両中央にもう一つ扉があれば、状況は全く異なるであろうことが容易に想像できます。

急行(7連) 12:24:37通過

 一本前の急行と比較して、大きな違いはありませんが、また少し乗車率が上がったようです。


まとめ

 この日に関して特に目立ったのが、2ドア車の混雑に対する弱さです。通過時刻が大きく遅れるのは決まって2ドア車の特急ですし、急行や普通の乗車率が一時的に上昇するのも2ドア車の特急の直後です。車内の混雑の偏りは、本来その車両の持つ輸送力を活かしきれていない様子を明示しています。臨時特急いい古都エクスプレスのサポートがあるにもかかわらず、2ドア車のみ混雑への対応が限界を超えている状態にある点について、何らかの対策が望まれます。3ドア車の特急は、ロング車かクロス車かに関わらず無難に混雑に対応できており、一部の特急で実施されている2ドア車から3ドア車への変更は、効果が上がっているようです。

 臨時特急いい古都エクスプレスは、年々運行日が減少しているものの、輸送力的に必要としている日はあり、またその日に確実に運転されているという印象です。ちなみに、この前後の週にも、それぞれ一部の列車を見る機会がありましたが、通常の土休日ダイヤであっても輸送力的な不足は全く感じられませんでした。午前中の河原町ゆきについては、前半の列車があまり利用されていないのに対して、後半の列車には一定の利用があり、全体的な利用者数の推移と比較して、ピークのずれが目立ちます。

 急行は、臨時特急いい古都エクスプレスが先行しない特急に続いて走るため、混雑ゆえに特急に乗り切れなかった利用者や、特急の混雑を嫌った利用者の受け皿をなっている面があります。先行する特急が3ドア車の場合は、急行の利用者数は後者を理由とするものを受け入れたと思われる程度にとどまっていますが、同じく2ドア車の特急の場合は、それに加えて前者を理由とするものが含まれるため、一時的に乗車率が高まっています。混雑を嫌うのは、利用者自身の選択の結果という側面もありますが(もちろん、このような選択をさせない状況である方が望ましいに違いありません)、乗り切れない状態である場合には、利用者にとってそもそも選択の余地すらありません。不本意ながら急行に乗らざるを得ない状態は、利用者にとってサービス低下にほかならず、その解消が望まれます。

 普通は、臨時特急いい古都エクスプレスが先行する特急に続いて走るため、特急からの利用者の転移はほとんどありません。2ドア車の特急に続いて走る普通の乗車率が若干上昇しているように見えますが、臨時特急いい古都エクスプレスの輸送力面でのサポートが機能している様子が見て取れます。

 行楽期の混雑に対して、臨時特急いい古都エクスプレスの設定は有効である一方、問題点の全ては一部の特急に使用される2ドア車に起因していることがわかります。さらにその背景には、現在のダイヤと車両との間に性格の不一致があることが挙げられますが、ダイヤの世代交代に車両の世代交代が追い付いていないことに、その原因があります。それを根本的に解消してしまうことが現時点では困難であるならば、せめて行楽シーズンなどの多客期を対象とした一時的な対策が期待されます。

追記:特急の通過時刻

 括弧内は、臨時特急いい古都エクスプレスの直後の列車の本数。

通過時刻\車種 2ドア車 3ドア車
クロス車 ロング車
末尾6分 0〜29秒 - 1本 -
30〜59秒 - 3本(うち1本) 2本(うち1本)
末尾7分 0〜29秒 1本(うち1本) 2本 2本(うち1本)
30〜59秒 - - -
末尾8分 0〜29秒 2本(うち1本) - -
30〜59秒 1本(うち1本) - -
末尾9分 0〜29秒 2本(うち1本) - -
30〜59秒 2本 - -

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