U.R.L. 2011年11月26日(土)
2011年秋の臨時ダイヤは、11月3日(木・祝)・5日(土)・6日(日)・12日(土)・13日(日)・19日(土)・20日(日)・23(水・祝)・26日(土)・27日(日)の計10日設定され、各方面から嵐山への臨時列車が運転されます(高速神戸発着の臨時直通列車は、11月21日(月)・22日(火)・24日(木)・25日(金)にも運転)。このページでは、主に河原町発着の快速特急について、各列車・各車両の乗車率を連写画像を合成することで視覚化したものを使用して、レポートします。
調査日は2011年11月20日(日)。気象庁の気象統計情報によると、京都(京都府南部)の天気は晴れ時々曇り一時雨、最高気温18.6℃、最低気温9.1℃。
撮影対象列車は、「京とれいん」使用の快速特急3列車、嵐山発河原町ゆきの快速特急4列車、河原町発嵐山ゆきの快速特急3列車と、参考までに特急2列車・準急2列車の、計14車。撮影場所は、阪急京都本線・西京極〜桂間の、ほぼ中間地点。写真の向かって右側が河原町方面です。各列車の画像は2枚一組となっており、上段が梅田方より1〜4両目、下段が5両目以降です。
定期列車 | 河原町ゆき | 河原町発 | 備考 |
---|---|---|---|
快速特急 | 梅田 9:52→河原町 | 河原町11:01→梅田 | 京とれいん(6354F) |
梅田11:52→河原町 | - | ||
特 急 | 梅田10:00→河原町 | 河原町10:30→梅田 | 撮影中の最混雑列車の一例 |
準 急 | 梅田 9:43→河原町 | 河原町10:25→天下茶屋 |
臨時列車 | 嵐山発 | 嵐山ゆき | 備考 |
---|---|---|---|
快速特急 | 嵐山10:40→河原町 | 河原町11:07→嵐山 | 8312F |
嵐山11:01→河原町 | 河原町11:27→嵐山 | 8313F | |
嵐山11:18→河原町 | 河原町11:47→嵐山 | 8304F | |
嵐山11:40→河原町 | - | 7023F |
梅田9時52分発の、快速特急 河原町ゆき。停車駅は十三・淡路・桂・烏丸で、河原町着は10時35分。十三では、臨時特急日生エクスプレス 梅田ゆき(日生中央9時06分発)からの連絡あり。(進行方向 →)
河原町11時01分発の、快速特急 梅田ゆき。停車駅は烏丸・桂・淡路・十三で、梅田着は11時45分(進行方向 ←)。
梅田11時52分発の、快速特急 河原町ゆき。停車駅は十三・淡路・桂・烏丸で、河原町着は12時35分。(進行方向 →)
嵐山10時40分発の、快速特急 河原町ゆき。停車駅は松尾・上桂・桂・烏丸で、河原町着は11時03分。
嵐山11時01分発の、快速特急 河原町ゆき。停車駅は松尾・上桂・桂・烏丸で、河原町着は11時22分。
嵐山11時18分発の、快速特急 河原町ゆき。停車駅は松尾・上桂・桂・烏丸で、河原町着は11時40分。
嵐山11時40分発の、快速特急 河原町ゆき。停車駅は松尾・上桂・桂・烏丸で、河原町着は12時02分。
河原町11時07分発の、快速特急 嵐山ゆき。停車駅は烏丸・桂・上桂・松尾で、嵐山着は11時28分。
河原町11時27分発の、快速特急 嵐山ゆき。停車駅は烏丸・桂・上桂・松尾で、嵐山着は11時50分。
河原町11時47分発の、快速特急 嵐山ゆき。停車駅は烏丸・桂・上桂・松尾で、嵐山着は12時10分。
梅田10時00分発の、特急 河原町ゆき。停車駅は十三・淡路・茨木市・高槻市・長岡天神・桂・烏丸。
撮影中、最も混雑していた上り特急の一例(進行方向 →)。
河原町10時30分発の、特急 梅田ゆき。停車駅は烏丸・桂・長岡天神・高槻市・茨木市・淡路・十三。
撮影中、最も混雑していた下り特急の一例(進行方向 ←)。
梅田9時43分発の、準急 河原町ゆき。停車駅は十三・南方・淡路・上新庄・南茨木・茨木市と、高槻市〜河原町の各駅。
撮影中、最も混雑していた上り準急の一例(進行方向 →)。
河原町10時25分発の、準急 天下茶屋ゆき。停車駅は河原町〜高槻市の各駅、茨木市・南茨木・上新庄・淡路と、天神橋筋六丁目〜天下茶屋の各駅。
撮影中、最も混雑していた下り準急の一例(進行方向 ←)。
今回はいつもの撮影場所(長岡天神〜大山崎)とは異なり、嵐山〜河原町間の臨時快速特急の利用状況を記録するために、西京極〜桂の桂川河川敷に場所を移しました。
秋の行楽シーズンは、紅葉の嵐山へ向かう流れが強いことから、そこへのルートからそれる河原町〜桂はさほど混雑することなく、特急の車内にも余裕が見られました。京とれいんが使用される快速特急にも立ち客はほとんど見られません。最も利用者が多い1本目(梅田9時52分発)の河原町ゆきの様子を1週間前の桂到着前の状況と比較すると、かなりの利用者が桂で降りたことが窺えます。
嵐山〜河原町間の臨時快速特急は、河原町ゆきこそまとまった数の利用者の姿が見える車両があるものの、嵐山ゆきは数えるほどです。嵐山へ向かう行楽客を主な対象として設定されているものと思われますが、実態は逆向きの利用(おそらくその多くは行楽客ではなく一般客)のほうが多く見られました。
各列車の通過時刻を見る限り、特に遅れは発生しておらず、ほぼダイヤどおりに運転されていました。